みなさんはスーパーコンピュータ、いわゆるスパコンをご存知ですか?

スーパーコンピュータは計算性能を最重要視したつくりになっているコンピュータです。

よく人工知能が出てくる映画なんかでも耳にする言葉ですよね!

今回はそんなスーパーコンピュータに関係がある仮想通貨、Golem/GNT(ゴーレム)特徴チャート将来性取引所について解説していきます。

Golem(ゴーレム)とは

Golem(ゴーレム)は2016年11月に公開された仮想通貨で、略号はGNTとなっています。

Golem(ゴーレム)の基本情報
通貨名 Golem(ゴーレム)
通貨略号 GNT
公開日 2016年11月
発行上限枚数 1,000,000,000GNT
取り扱い取引所 Poloniex(ポロニエックス)
Bittrex(ビットトレックス)
Cryptopia(クリプトピア)
WEBサイト https://golem.network/
ホワイトペーパー https://golem.network/doc/Golemwhitepaper.pdf
時価総額

Golemは誰でもスーパーコンピューターが使えるようにしよう!として作られた仮想通貨です。

スーパーコンピュータは簡単に言うと「とてつもなく計算が速いコンピュータ」のことです。

現在、世界で最も計算が早いスーパーコンピュータはなんと1秒間に1京回の計算が出来るといわれています。
1京回って現実離れした数字でどのくらいすごいのかよく分からないですよね(笑)

この1京回は、「地球上のすべての人間が電卓を持って集まり、全員が24時間不眠不休で1秒間に1回のペースで計算を続け、約17日間かけてようやく終わる勘定」です。
それをコンピュータはたった1秒で終わらしてしまいます!

すごさが伝わったでしょうか?(笑)

ちなみにこのスーパーコンピュータを1日使用するには2800万円かかります。

つまり現在スーパーコンピュータを使おうとした場合、ある程度の大きさの企業や団体でなければ使用出来ない状態です。

そこでGolemは誰でも格安でスーパーコンピュータを使えることを目指しています。

ではどうすればスーパーコンピュータを格安で提供できるのでしょうか?

Golemはこの問題に「個人のパソコンの計算能力をシェアする」というアプローチをしています。

つまりGolemの役割は世界中の個人のコンピュータ同士を接続して、世界中のコンピューターリソース(計算能力)をレンタルできるようにするプラットフォームです。

最近の一般的なパソコンのコンピュータリソース(計算能力)は、そのパワーをフルに発揮している時間は短く、能力をもてあましているのがほとんどです。

そこでGolemは世界中のもあてあましているリソースをつなげてコンピュータ並みの計算能力を出せるようにしようとしています。

スーパーコンピュータというのはもともと高性能のパソコンをたくさんつなげているだけなので、Golemのこの発想はスーパーコンピュータの発想と同じです。

つながっているパソコンが多ければ多いほどそれだけ性能は向上するので、いかに世界中のパソコンをつなげることができるのかが鍵になってきます。

そこでGolemはGolemのプラットフォームに自分のコンピュータのリソースを貸してくれた人には使用料が支払われる仕組みをとっています。

つまり、自分のパソコンを使っていないときにGolemにパソコンのリソースを貸し出せばお金がもらえるということです!

逆にGolemのプラットフォームを使って計算を行いたい人は使用料を払えばスーパーコンピュータと同じ能力の計算能力を使用することができます

このシステムの良いところは従来のスーパーコンピュータの使用料金よりも低価格でスーパーコンピュータ並みの計算能力を使用することが出来る点です。

そのため、これまでスーパーコンピュータを使うハードルが高かった中小企業や研究機関が気軽に使用することが出来ます。

まさに貸し出す側、借りる側の双方にとってWin-Winの仕組みが出来上がりました。

Golem(ゴーレム)の特徴


ここからはGolem(ゴーレム)の特徴について簡単に説明していきます。

イーサリアムのプラットフォーム上に構成されている

Golemはイーサリアムのプラットフォーム上に構成されており、マイニングができない仮想通貨です。
そのためGolemを入手するには購入するしかありません。

また、なぜイーサリアムのプラットフォーム上に構成されているかというと送金手数料が安く、小額決済に利用しやすいという特徴があるからです。
これにより小額からでもGolemのプラットフォームを利用することができるようになります。

2種類のユーザーが存在している

Golemにはプロバイダーリクエスターという2種類のユーザーがいます。

プロバイダーとはコンピュータリソースを貸すユーザーのことです。
プロバイダーはリソースを提供すると報酬としてGNTを受け取ることができます。

リクエスターはコンピュータリソースを借りるユーザーのことです。
リクエスターはスーパーコンピュータ並みの計算能力を使用することができます。

ピアツーピア(P2P)ネットワークでコンピュータ同士を接続

Golemは世界中のパソコンをつなげる際に、ピアツーピア(P2P)ネットワークで接続しています。

ピアツーピア(P2P)ネットワークとは対等のパソコン(Peer)同士が通信をすることを特徴とする通信方式のことです。
このピアツーピアネットワークで通信を行うことで以下のようなメリットがあります。

・特別な機能や役割を持ったパソコンが存在しないため、1つのパソコンに負荷がかかるということがなくなる
・クライアントサーバ方式に比べて安い回線で済む
・特定のパソコンに障害が発生しても全体への影響は発生しない
・パソコン同士の通信を暗号化したりデータの転送回数を多くすれば、リクエスターが計算をしているものがなんなのか、プロバイダー側からは解析しにくくなる

Golem(ゴーレム)のチャート


Golem(ゴーレム)のチャートは下のようになっています。


Golem(ゴーレム)の将来性


実現すればスーパーコンピュータ界に革命が起きるといわれているGolemの仕組みですが、その分たくさんの課題が残っています

たとえば端末評価の方法などの課題があります。
端末評価とは、プロバイダー(リソースを貸す側)への報酬をどのくらいの料金にするかということです。
プロバイダーもパソコンの維持費や電気代などがあるためそれよりも多い報酬でなければ割に合いません。
また、プロバイダーごとに使用するリソースも違うためどの程度のリソースを提供すればどのくらいの料金にするかなどを明確に決めていかなければなりません。

また、ネットワークで処理を共有するという性質上、秘匿性の高い計算には不向きであるという面もあります。

このほかにもスケーラビリティ問題や、決済が多くなった場合の対処法など、あげていけばきりがありません。

このように、Golemは相当な開発が必要なため、全四段階にわたるロードマップが作成されています。

第1段階は「Brass Golem」といい、いわゆるアルファ版です。現在はここの段階の開発中です。
第2段階は「Clay Golem」といい、セキュリティの強化や複雑な処理を行う段階です。
第3段階は「Stone Golem」といい、APIが実装されてClay Golemの機能もパワーアップします。
第4段階は「Iron Golem」といい、アプリケーションの開発が可能になり分散型インターネットプラットフォームが完成します。

このようにGolemが本格的に使用されるようになるまでは相当な年月が必要です。

ですが、Golemが普及されれば世界中のあらゆる分野の技術革新のスピードが大幅に上昇するため、早い段階から世界中の注目が集められています。

将来的にもし本当にGolemが普及されれば現在の価格からどのくらい価格をあげるのか想像もつきません!

Golem(ゴーレム)の買い方・取り扱い取引所


残念なことにGolemは国内の取引所では取り扱っていません

取り扱いがあるのは海外のPoloniex(ポロニエックス)、Bittrex(ビットトレックス)、Cryptopia(クリプトピア)等です。

そこでGolemを取り扱っている取引所の特徴について簡単にまとめましたのでご覧ください!

Poloniex(ポロニエックス)

アメリカの取引所で取り扱っているコインは100種類以上、手数料は0.1~0.15%です。
本人確認としてパスポートなどが必要なため登録がすこし手間な取引所となっています。
Poloniex(ポロニエックス)取引所公式サイトはこちら

Bittrex(ビットトレックス)

アメリカの会社が運営している世界最大級の取引所で200種類以上のコインを取り扱っています。
手数料は0.25%となっており、少し高いです。
Bittrex(ビットトレックス)取引所公式サイトはこちら

3つの取引所を簡単に比較しましたがいかがだったでしょうか?

ここからは国内取引所へ日本円を入金して海外取引所でGolemを買うまでの流れを簡単に説明しますので参考にしてください!

おすすめのGolemの買い方

  1. 国内取引所Zaif(ザイフ)へ日本円を入金する
  2. Zaifでビットコインを日本円で購入する。
  3. ZaifからビットコインをCryptopiaへ送金する。
  4. CryptopiaでGolemをビットコインで購入する。

Golem(ゴーレム)のまとめ


Golem(ゴーレム)の特徴・チャート・将来性・取引所について解説してきましたがいかがだったでしょうか。

Golemは誰でも簡単にスーパーコンピュータ並みの計算をすることができるということで、もしプロジェクトが完遂した場合は世界中に大きな影響をもたらす仮想通貨です。

まだ実際に使用できるようになるまで時間はかかりますが、Golemの今後には要注目だと思います!